香港・マカオ旅行 Summary |
---|
Archives |
---|
2012/08/06(MON)_4-1 |
---|
16:28、約1時間で珠海北駅に到着。 ここから更に、ボーダーである拱北口岸に横付けするように計画線が引かれていますが、現状はここで行き止まり。 ※ 2012/12/31より、拱北口岸脇の珠海駅まで開通したそうですので、下記のような苦労はしなくて済むようです。 構内待合室には、広州行きを待つ人がそこそこいる様子。 広州でも珠海北でも、荷物はX線検査を通されます。 ようやく、改札口を通って駅の外に出ます…。 なん にも ない。 こんな状態で開業とかwwwwと、テキストで草ぐらいは生やしてやるぜwwwwというような感じ。 珠海駅開業までの暫定始発駅ということでしょうけど、見切り発車過ぎじゃないのというか。 さて、駅の出口から道なりに歩くと、ちょっとしたバスとタクシーの乗降車場。 バスの系統案内と路線図があり、皆それを見ていたので自分もボーダーである拱北までのバスを確認。しかし、部分部分が破れていて、半分は使いものにならない…。これは後で自答したのですが、「現在は路線が変更になったから破いておいた」ということらしい。道中にはもう一つ案内図があり、そちらが最新の路線図の様子であり、そちらを見ていたら後述のアクシデントはなかったかも? その、破られていた路線図では、K1系統に乗ると「官塘」という停留所を経由して拱北へ向かう様子。官塘は各路線の中継点らしく、そこからいろいろと各地へ向かう路線が展開されている様子。K1に乗れば拱北まで行けるのですが、破れていた路線図から官塘で乗り換えるものと勘違いして読み取って、アクシデント。 K1のバスは発車待ちの停車中で、そのまま乗車。運賃は3.00CNY固定。こちらのバスは、クーラーなしが2.00CNY、クーラーありが3.00CNYの記載。それでも、クーラー無しのバスは見なかったような。 そんな感じでバスは出発して、官塘で停車。自分は降りるも他の人は全然降りず、バスが出発。ここで何かおかしいと感じてバス停の路線図を見たら、K1系統は拱北口岸まで行くという路線表。上述のとおり、この停留所は単に中継点というだけで、そのまま乗っていれば拱北へ行けたのですね…。 |
2012/08/06(MON)_4-2 |
---|
官塘バス停の向かいには、南国の木々に囲まれる中にレクサスのショールーム。 バスから他車線の車を見ていると、日本との合弁企業となる広州豊田や東風日産、東風本田などからリリースの、日本でも見慣れた車両(FitやTEANAなど)も見掛けましたが、全体の半分は欧州車という印象。BMW X5のようなSUV車や、メルセデス・ベンツなどのセダンも。あとは現代とかも。タクシーはフォルクスワーゲンでしたね。 さて、官塘バス停で降りてしまってどうしようかということですが、対象のバスは15分間隔の案内。若干不安になりつつも少し待っていたら、別のバスが到着。運転手に路線表の「拱北」を指差して、ここに行くのかと聞いたら行くような回答だったので、乗車。 このバスはいわば各駅停車のような鈍行で、本来乗ろうとしていたK1系統のバスに都合2本ほど追い越されてしまう。完全にバカを見た感じでしたが、まぁこれはこれで窓際で景色をゆっくり見られましたので良しというか。K1は混んでいましたからね…。 このあたりにはマンションが連なっていたり、GoogleEarthを見てると、一戸建て住宅が多数連なる住宅街の様相。 マカオと隣接したり、改革開放も行われてということでなのか、比較的裕福な層が多いのでしょうかね。 バスは拱北口岸の手前200mぐらいのショッピングアーケード前に到着。終点。 厳密には「拱北」ではない華潤万家?というようなバス停でしたが、まぁなんとか国境まで辿りつけたので良しというか。 バス停周辺には、道路に沿ってショッピングモール的なアーケード街。周辺はマクドナルドやケンタッキー等の外資チェーンや、こちらのショッピングセンター、ホテルのような建物も随所に見られます。スーパーマーケットは地上階に入って軽く眺めましたけど、日本の昭和な複合スーパーマーケットのような印象。 歩く若者は、衣装や所持するガジェットなどの外面だけ見れば日本と同じような印象ですね。 |
2012/08/06(MON)_4-3 |
---|
18時。国境の拱北口岸に到着。 色々ありましたが、なんとか、日が落ちる前に到着できました。ミッションはまだ続くので安心はできませんけど。 鄧小平筆の、「珠海経済特区好」の文字。 少し前までは第二国境を設けて、中国大陸人が同国である珠海市に入るのにも制限があったのだとか。社会主義国家のやることはよく分かりませんわ。 出入国のビル(大楼)手前には地下街が展開されていますので、折角なのでウロウロしてみることに。 階段を降りて直ぐの両脇には、携帯電話のプリペイドSIMカードを販売する屋台店舗が多数。 自分のGalaxy S(docomo SC-02B)でもSIMロック解除はOKみたいですけど、旅行中にネット依存するのもアレですし、今回は現地SIMを買ったとしても国やら地域を跨ぐので、無駄な出費になりそうな感もあり、購入せず。 スマホへの機種変更後の海外旅行では変な通信が発生しないようにSIMを抜いてますが、そうしたら国際ローミングでのspモードのメール受信がされないので、送信元に要らぬ心配を掛けさせてしまったり。 モール内をフラフラと散策。店舗群は、ブティックや骨董に子供玩具やらと、台北駅地下街をぎっしり詰めたらこんな感じかなという様子。各店舗で販売されているものに、日本人からしてみれば何かを感じることは余りありませんでしたけれども。 写真の行先表示は、地下1Fに出入国検査場があるのではなく、先程のビル手前のモール入口へという案内。 地上の広場分がショッピングモールという感じに縦横無尽に広がっており、迷子になりそう。 さて。 マカオへ入境したら今度は宿泊先を確定させないといけないので、ここで予め夕食を摂ることにして、ちょいと物色。中国のファストフード店「真功夫」に入ってみる。広州東駅でも見掛けましたが寄らなかったので、ここで入ってみようかと。 何にしようか迷いつつ、新メニューとして日本の牛丼みたいな料理がレジに貼られていたので、チョイス。 烏骨鶏のスープと、茹でたレタスに醤油を掛けたおひたしの付いた、牛丼セット。36.00CNY強だったかな。 牛丼は、八角の匂いが全てというか。艶も粘りもないインディカ米が混じったご飯も八角の匂いに染まり、独特な印象。 容姿は日本の牛丼ですのでその固定イメージがあるためか、同じ八角が使われている台湾の紅焼牛肉麺はOKでも、この牛丼はうまく馴染めないままに、完食。 |
2012/08/06(MON)_4-4 |
---|
時刻は19時前。そろそろマカオに入境しましょうか。 この時間は行列もなくすんなりビルに入りましたけど、外に簡易フェンスが長々と置いてあるということは、休日の朝晩とかは大渋滞するのでしょうかね…。ということで自分は、出境大庁の、中国内地人用でもなく、香港・マカオ住民用でもない、外国人用のゲートに10分ほど並んでメインランドから出境します。 マカオ側の検査場ビルまでのプロムナードから、珠海側を振り返る。 さらば珠海。次はマカオ側から、ふらりと立ち寄るのも面白そうではありますけど。 按摩とかのマッサージは、マカオより珠海のこの辺りでやってもらったほうがウデも良く安価らしいとのこと。 マカオは今回の旅で、興味ありそうなところは周った感もありますから、出入境で各20~30分取られるとしても珠海市を色々と半日観光程度で散策するのも面白そうですね。 マカオの出入境施設に到着。当たり前ですがポルトガル語表記になりますね。 ここでは15分ぐらい並んで、マカオに入境。 陸路からの国境越えは、ファールス山(ドイツ・オランダ・ベルギー)の三国国境点以来ですね。 あの場所は、国境を越えたという感覚は無いようなものでしたが。 時刻は19:30。 |
←2日目(3) 広珠城際鉄路 |
2日目(5)→ マカオ入境 |