ドイツ旅行
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2009/07/31(FRI)_7-1
ウインドウショッピングを繰り返して、20時。
そろそろ夕食をと、またふらふらと歩き出します。

フランクフルト
フランクフルト
20:30。いつの間にか、レーマー広場に到着。
広場ではお祭りが催されてました。飲食店の屋台がいっぱい。幕には、「MAINFEST」とあり、今日07/31~08/03までのお祭りの様子。

フランクフルト
フランクフルト
とりあえず食事にしようかということで、屋台で注文。

フランクフルト
アップルワイン(炭酸なし)と、牛すじ肉の煮込み。ごちそうさまでした。アップルワインは、自分は炭酸アリのほうが好きですね。

グラスはデポジット制で、飲み終えたら2.00EURを返却されます。デポジット料金は店によってまちまち。

少し物足りないということで、次の屋台へ。

フランクフルト
お次は、チキンカツバーガー。そしてビール。チキンカツは注文した際に2度揚げしてましたが。でもB級グルメということで、お祭りには合いますね。ごちそうさまでした。

フランクフルト
脇にはグラスワインの屋台があり、1杯注文。5.00EUR(デポジット2.50EUR)。
ここから、珍事が始まるのです…。

フランクフルト
ワインを飲みつつ、ステージの演奏に合わせて手拍子とかをしていたら、50歳代ぐらいの陽気なオジさんが声を掛けてきましてね。日本人かという事で「Yes」と返したら、向こうが「カミカゼ~」とか「ハラキリ」とジェスチャーするわけですよ。で、「俺のパパは自動車技術者で大戦時は落下傘部隊だった」とか喋ってきて。こっちも酔ってますけど「じゃあナチ党員か?」とは喉の奥から先には出しませんでしたよ流石に。

とりあえずこちらも、「旅行中で国内を色々回ってきた」とか言いましたけど聴く耳持たずなのか、「カミカゼ」とか「パパは~」ばかり。ほかには「アメリカのオバマはこうしてやる!」と急降下爆撃するジェスチャーをしてたり。ネオナチか、いや単なる酔っ払いだよなとか思いつつ、話を合わせる感じで相槌しながら飲んでましたが…。

そのうち、こちらのワインが切れて、「おごるよ」ということで、もう1杯おごってくれまして。デポジット分チャラになったなとか思いつつ、しかし屋台でなかなかお金を払わず店員と話していたり。店員も呆れ顔で対応し、長々話してようやくポケットからお金を取り出し精算。どんだけ時間掛けてるんだよ…。

改めて乾杯。そしてまた「カミカゼ」。そのうち、知り合いみたいな女性が加わってきましたよ。風貌は40歳前ぐらい。「オレの娘」みたいなこと言ってましたが、多分違うよな~と思いつつ。女性は学校で教師をしているだとかで、少々会話。大したことは話してませんでしたけど。そしてオジさんは相変わらず「カミカゼ~」だし。

そして、こちらのワインが切れる。更にもう1杯おごってもらいましたよ。しかし、「これで最後にしないと酔いがヤヴァい」と脳が警告。オジさんもほかの人と会話してるので、あとは離脱するタイミングを図る。

そんな中、オジさんと喋っていた人が「そいつはオランダ人だ、靴を見ろ。気を付けな。」みたいに言ってましたので足元を見たら、トラディショナルなオランダ木靴を履いてまして。ここでまた可笑しくなりましてね。どんなオジさんなんだよ一体。

しばらくしたら女の人が他の若い数人を招いたりと、少し話しながら落ち着いて飲めましたよ。そしてグラスが空いたので、これでおしまい。ホテルに戻るよと告げ、最後にまた「カミカゼ~」で、別れました…。

今思うと、あの陽気ぶりはなんだったんだろう? 単に異国の若者とワイワイ飲むために近づいてきたのか、何か怪しい考えがあったのか…う~む。結果としてワイン2杯おごってもらったから、まぁいいか。

2009/07/31(FRI)_7-2
フランクフルト
時刻は22時過ぎ。すっかり暗くなりました。
ぶっちゃけると、かなり酔ってましたね。しかしながら最後の気力で、歩いてホテルまで戻る。

フランクフルト
フランクフルト
撮影した写真一覧を見てたら、ガレリア・カウフホーフまで歩いてたみたい…。
一体どんなルートで帰ろうとしてたんだ?

フランクフルト
23時、欧州中央銀行。

空が暗くなり、ユーロのイルミネーションを見ることができましたよ。
写真を撮るために花壇にもたれかけて、1分ぐらい記憶が飛んでましたが…。ここで寝たらマズいって。

そして、酔拳のごとくフラフラしながらホテルへ…。

何とか部屋まで到着…したところで、記憶がぷっつりと途切れました。気付いたら床の上で倒れてまして、数時間が経過していた模様。財布に入れたルームカードキーが室内側の挿入口に挿してあったので、自力で部屋までは入ったようですが…。

頭はガンガンに痛く、見事に酒にヤラれました…なんとかベッドまで這い上がって、改めて寝ることに。

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