ドイツ旅行
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2009/07/31(FRI)_1-1
旅行7日目…。

CNLでフランクフルトに戻っての1時間半ほどの仮眠から目覚めて、朝8時過ぎにのっそりと朝食へ。

ちなみに、ホテルの朝食バイキングですが。
パンは、クロワッサンや食パンに、黒っぽいライ麦パン。ライ麦パンは、ヨーグルトと合わせるとなかなか。
タンパク質類は、おなじみのウインナーや卵など。トルコ系のイスラームに配慮しているのか、羊肉も。
あとは、トマトやズッキーニのスライスにチーズなどのサラダ系食材に、各種のフルーツ。

本日は、リューデスハイムに向かいます。
旅行計画最大の目的であるリューデスハイマーカフェ。そして、ライン川下り。

ジャーマンレールパスは、ライン川を往復するKDラインクルーズの乗船が無料となります。
ですので、折角だからライン川下りも楽しもう、と。


朝9時あたり、フランクフルト中央駅へ。
リューデスハイム方面の列車時刻を確認。発車までまだ30分以上あったので、駅舎をふらふら。

フランクフルト
コンコースには昨日まではなかった、宇宙展みたいな展示。
アインシュタインの特殊相対性理論の解説や太陽系の紹介や、物理法則を分かりやすく解説した実験装置など。

同じ距離の移動でも下り斜面で加速させて坂を上がるほうが目的地に速く着くといった高校物理でやったような装置や、
硬貨を転がすとゆっくりぐるぐると円錐型のブラックホールに吸い込まれる装置など。
なかなか面白いイベントスペースでしたよ。

ブラックホールの装置に使う硬貨は回収不能ですので(寄付用途?)、高額硬貨を入れなくてよかったですわ。

フランクフルト
一番端の24番線へ。

フランクフルト
コブレンツ行き、RE15406列車は09:53の発車。

フランクフルト
運転台付きの先頭車輌。
列車は途中のヴィースバーデン駅で進行方向が変わり、最後尾の機関車が先頭となります。

寝不足気味でウトウトしながら、ブドウ畑が広がる農地を越え、次第にライン川に沿って走るようになります。

11時、列車はリューデスハイム駅に到着。
結構な数の乗客が降りました、自分もその一人。日本や中華系の観光客もいろいろ。

リューデスハイム
リューデスハイム駅。

ここから、有名な「つぐみ横丁」(Drosselgasse)へ向かいます。

リューデスハイム
ライン川を。

リューデスハイム
そして、つぐみ横丁に。

リューデスハイム
幅2m程の細い通りに、カフェやレストラン、お土産屋などがずらっと軒を連ねています。
通りの入口も、目印の看板に気付かなければ素通りしてしまいそうでした。

リューデスハイム
お土産屋が至る所に色々。まぁ、日本のよくある観光地のドイツ版というような感でしょうか。
ワインや人形や名物的なビアマグとか、色々売っておりましたよ。

それでも、懐具合もあわせて、帰りの荷物や自宅でホコリを被るようなモノになるなという感じで、
ピンバッジを1つぐらいしか買いはしませんでしたけどね。

リューデスハイム
リューデスハイムは、山の傾斜を利用してのブドウ畑と、ワイン製造が盛んな場所。
通りにはテイスティングができるワイン工房なども色々あり、ワイン博物館もありました。
ほか、山を登るロープウェイも。時間の都合もあって、どれも巡りはしませんでしたが。

リューデスハイム
リューデスハイム
繁華の通りを越えて、ホテルなどの施設のある通りを越えて更に歩く。
教会や普通の住宅街っぽいところの手前までやってきてしまいましたので、大通りへ。

リューデスハイム
川辺を歩きつつ、更に離れたところに来てしまいましたので、つぐみ横丁方面へ引き返す。
船着場には、観光船が色々停泊しております。

リューデスハイム

2009/07/31(FRI)_1-2
時刻は12:30あたり。

そろそろ、旅の最大の目的でもある「リューデスハイマーカフェ」をいただくために、
るるぶに載っていた「カフェ・エンゲル」という喫茶店へ向かうことに。
るるぶには詳しい場所が書かれていなかったので、ウロウロと迷ってしまいましたよ。

リューデスハイム
カフェ・エンゲルは、つぐみ横丁を入ってすぐのところにありました。灯台下暗し。

店に入り、テーブル席へ。
マスターがなかなか陽気というか、「コンニチワ」とかカタコトの日本語で挨拶してきたり。
やはり、日本人観光客がよく訪れるところなのでしょうね。
そして、リューデスハイマーカフェを注文。7.40EUR。

暫くすると、カフェ道具一式を手にテーブルに。実演が始まります。

まず、カップに角砂糖を3個ほど入れ、「アスバッハ」という当地産のブランデーを結構多めに50mlほど注ぎ、
マッチで火をつけて、かき混ぜながらアルコールを飛ばします。
「カップに手を被せてごらん」と招いて「Hot」と返答してみたり、火のついた角砂糖を掬い上げて見せてくれたり。

ホットコーヒーを上から注ぎ、デコレーション済のクリームを乗せ、パウダーチョコをふりかけ、
ストローを挿したら出来上がりです~。

説明が分かりづらい人は、YouTubeで「Rudesheimer Kaffee」と検索すると出てきますので、百聞は一見にしかず。

リューデスハイム
クリームが解けて崩れますので、早速いただきます~。

ストローでいただきますので、ブランデーがしっかり効きます。
それでいて、その中に甘さも効いた、なかなかの味ですよ。
カラダが芯まで温まりますね、冬に飲んだらまた最高かも。

これでようやく、旅行最大の目的を果たしましたよ。ご馳走様でした~。

ちなみに、このコーヒーカップ。
同柄同形のものが周辺のどこのお土産屋にも置いてありました。20EURほど。
別のお店で出されるリューデスハイマーカフェも同じようです。
これが、この街の一つのブランドになっているのでしょうね。

至福のコーヒータイムを終え、会計。
店を出る際にもマスターに日本語で「ごちそうさまでした~」。

さて、次はライン川下りへ。

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