ドイツ旅行 Summary |
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2009/07/30(THU)_5-1 |
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再び、ライプツィヒ中央駅。 フランクフルトに戻りましょう。 発車表示板やプラットフォームで20:15のフランクフルト中央駅方面行きICEを探すも、それらしき列車は無し。 20:15発でも、ニュルンベルグ経由ミュンヘン行きが入線してきてたり。 停車中の列車乗務員や駅員に尋ねても、「Nein.」(違うよ)との返答。 「ん~?」と疑問に思いつつ、再度時刻表を確認。 よ~く見ると、20:15のフランクフルト方面行きICEは、土曜日のみ運行。 脇に「Sa」(土曜日)とちゃんと記述されておりまして…。 「えっ?もしかして戻れない?」と急に焦りだしましたよ。 すぐさま次の列車を確認。フランクフルトを経由する夜行列車があるようなので、駅のインフォメーションセンターで聞いてみる。 インフォメーションセンターは、銀行にあるような順番待ち番号札を出力して、 ディスプレイに表示されたら各カウンターに向かう方式。 まずは、「ナハトツークでフランクフルト・アム・マインまで行きたい」と単語をつないで告げて、 ジャーマンレールパス(2等席)を見せる。そしたら行程表をプリントアウトして、 「いけるか?」と思ったのも束の間、「No Reservation.」の返答。 プリントアウトした列車情報に書かれている席種一覧を見せられつつ係員がしゃべっているものの、 何を言っているのか全然分からず。レールパスでは予約不可なのか、それとも満席なのか…。 そして、「これなら乗れるよ」と、翌早朝5時過ぎに出発するICEの時刻表をプリントアウト。 これしかないのか…。失意の中、カウンターを後に。 駅構内を歩きながら、頭の中で他の方法をフル回転で検討。 ライプツィヒからフランクフルトに向かうDBの路線は、ナハトツークも使用するエアフルトを経由するルートと、 ニュルンベルグを経由するルート(行きに使った方法)があります。 そちらの、ニュルンベルグの経由で乗換があっても良いので、今夜発の列車があるかと再度インフォメーションセンターへ。 カウンターの係員は、運良く(?)別の人。 トランスファー有りでもいいからフランクフルトまで行きたいと告げると、また行程表をプリントアウト。 見たところ、ニュルンベルグのほか数駅での乗換と、深夜に数時間の列車待ちもあるようですが、早朝辺りには着ける様子。 しかしここでも、「この区間が、No Reservationみたいね、残念」みたいに言われてしまう…。 「満席(Full)なの?」と聞き返すも、その様子。 ついでにもう一度、ナハトツークでは無理なのか食い下がる。 追加料金を払ってでもいいから席を確保できないか、それの可否が聞ければ良いのですが、 「No English」と英語の使える人がいない様子で、こちらが使えるドイツ語の単語もアレなので、全然思ったことを伝えられず。 「満席なの?」という質問には「Ja.」のようですし。 タイムオーバー的に引き下がり、係員もこの行程表を廃棄。 再び、駅構内をウロウロしながら検討。 「ベルリンまで出れば列車本数も多いだろうし、そこからの夜行列車はあるかな」とか、 「ベルリンまで出て、早朝のルフトハンザ国内線で戻れば翌日の予定も破綻せずに済むかな」とか考えつつ、 ベルリンまで出たのに市内観光せずに戻るのも、飛行機でお金を使うのも、どちらも勿体無いということで、パス。 やはり早朝のICEで戻るしかないのか…と、3度目のインフォメーションセンター。また別の係員が対応。 もう一度なんとか、できる限り頭に浮かんだ単語やらを引き出して伝えると、 何遍も来てたから事情を察知してたのか、それとも予約キャンセル分が出たのか、 「20.00EURの追加料金で、ナハトツークの寝台車に乗車できるよ」との返答。 心の中でガッツポーズ。係員の女性に大・感・謝です。寝台を確保、VISAカードで決済完了、チケット発券。 「ダンケ、シェーン」の連発で、チケットセンターを後に。ガッツポーズですわ。 これでなんとかフランクフルトへ戻れそうです。いや~、力が抜けました。 45分ほど奔走し、21:00前。出発までは2時間弱。 懸案事項も解消して空腹になりましたので、夕食を求めに駅前をフラフラ。 もう21時ということでなのか、開いている店はBARのようなトコロが目立ちます。 インド系などの料理店が目立ったりもして、ドイツ料理を扱う店はパッと見では判別不能。 こちらも何を食べようかは特に決めておらず。 とりあえず、それらしきところに入るかということで、飛び込んだ店はイタリア料理店でした。 英語のメニューもありましたが、メニューを読んでもどんな料理が出てくるのか見当もつかず。 加えて、懐具合も考慮して、金額も内容も無難そうな料理を注文。 まずはビールで。銘は「ERDINGER Weissbier」。ふ~、疲れた体と頭に染み渡ります。 運ばれてきた料理。 ズッキーニやニンジンなどの諸々の野菜を蒸したもの(?)に、魚のフライが入ったような物。 後で調べると、カポナータというものに近いのかな? 野菜が冷えていたのが残念でしたが、そういうものでしょうか。 ともあれ、ごちそうさまでした。 空腹を満たした後はまた駅前散策。 しかしながら22時ですし、商店街も閉まり、薄暗くなりましたので駅構内へ。 構内のショッピングモールを歩きますが、この時間ですと閉店ばかりです。 ようやく時間が過ぎて、列車到着が近づきます。 |
2009/07/30(THU)_5-2 |
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時刻表の、CNL(City Night Line)458列車。 フランクフルトには、中央駅ではなくて南駅に到着。そこからはS-Bahnに乗換で中央駅へという流れです。 案内板には、途中まで連結されるエアフルト行きD61458列車の表記のみ。なので最初は焦りましたよ。 駅員に尋ねて、これで問題なしということで待つことに。 22:53発ですが、到着が少し遅れている模様。到着番線も、今日はGleis16ではなくGleis12。 隣の番線には、回送列車らしきIC。機関車は広告塗装で黒く。 CNL458列車が入線してきました。 ターミナル駅ですので先頭機関車の連結がありますけど、 寝台ベッドが予約確保できてるか心配でしたので、早速車内に。 City Night Line。 青の車輌は、個室寝台車。こちらにはいつか乗ってみたいですね~。 CNL458列車の名称は「Canopus」。 他の路線のCNLにも、それぞれ星座などの名称が付けられているそうです。 Canopusは、チェコのプラハを出発して終点はスイスのチューリッヒ。 寝過ごしたら大変だわ…。パスポートはホテルに置いてますし。 乗車したら、狭い通路で若いスパニッシュ系の団体がワイワイガヤガヤ。 渋滞の中、なんとか自分のコンパートメントへ到達。 コンパートメントのベッドは2列3段。 チケットでは2段目ですので荷物を置こうとすると、スパニッシュ系の男女達が、 「場所を変えてくれ」みたいに言ってきて、まぁ承諾することに。 女性3人と、アメリカから旅行中だとかの大学生っぽい男性が上・中段を。 男性と自分が、下段へ。 シーツを整え、とりあえずは寝る準備OK。 窓側にはコンセントが備えられ、PCとかの電気製品も使えるみたいですね。 携帯電話の目覚ましもセットし、あとは毛布を掛けておやすみなさい~。 ですが、スパニッシュ達が通路で陽気なおしゃべり。 そして、1段目ですから走行中の騒音・振動もなかなかに。 15分ぐらいしたらおしゃべりはパッタリ止んで、各々のコンパートメントに戻り就寝モード。 気付いたら、列車が止まっていたので目覚め…。車内照明も、いつしか消えてました。 時間は00:30あたり。エアフルト駅に停車中。ここで、D61458列車は切り離し。 そのうちまたウトウトして、1時を過ぎたあたりに起きた時もまだ時間調整なのか停車していた様子。 自分の寝るコンパートメントは車輌の端で、隣は自転車を置くスペースと乗降口。 この停車中、カップルっぽい男女が延々とそこでおしゃべりして笑い声も入ってきて睡眠に集中できず。 注意しようか迷いましたが、発車間際にようやくコンパートメントに戻りましたよ。 いつの間にかまた就寝。結構寝られるものですね。次に起きた時、列車は停車中。 窓から駅名を見たら、「Frankfurt(Main) Sud」。降りるべきフランクフルト南駅。 「やべぇ」と、慌てて荷物をまとめて下車しようとするも、コンパートメント室のドアチェーンがなかなか固く掛かって開かず。 難儀していたら、スパニッシュの男が起きて手伝ってくれまして。 というか、施錠したのは君達でしょうから開けてくださいなという感じでやや傍観。 そして開錠。忘れ物が無いかを再度確認して、列車を降りる。間に合いましたわ。 列車は、この後5分ぐらい停車してました。 携帯電話の目覚ましは、停車時刻03:59の15分前あたりで仕掛けたはずなのですが、よく見たら「03」が「13」になっていた…。 途中の駅で半分寝ながら微修正した際に変わっていたようです。 危ないな~。下手したらチューリッヒですよ。 列車は更に南へ。 あとは、S-Bahnの始発列車を待ちます。 コンコースにはコーヒーショップが開店してましたので、朝の寒さと眠気を飛ばす。 04:48、フランクフルト中央駅行きのS-Bahnがありましたが、マターリしてたら乗り忘れ、次の04:53発に。 05:05、フランクフルト中央駅に到着です。戻って来られました~。 ホテル着。とりあえずバッテリー充電など荷物整理をして、6時前。 本日の行動のために、2時間強程度仮眠するため、ベッドに。おやすみなさい。 |
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