ドイツ旅行 Summary |
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2009/07/28(TUE)_1-1 |
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ドイツ旅行4日目。 今日から、ジャーマンレールパス/ドイツ鉄道(DB)を利用しての鉄道旅行。 4日間分で、行ってみたいところを事前に4方向決めておりまして。 朝にフランクフルト中央駅に赴き、発車時刻が近い列車に乗車して、行先を消化しようという計画。 月曜日以外ならば、博物館等の施設は大抵開いてますし、細かい旅程までは組みませんでした。 ホテルで朝食を取り、07:30過ぎに出発。 駅に到着し、時刻表とにらめっこ。 07:50発のミュンヘン行きICEが近かったので、これに乗ることに。 行き先は、途中駅のシュツットガルト。 旧宮殿(州立歴史博物館)と、メルセデス・ベンツ博物館、ポルシェ博物館に行ってみようと計画してまして。 9番線。ICE591列車が入線。これは初代ICE。 昨日一昨日にも駅でチラと見ているとはいえ、間近で見ると感動ですねー。 ヨーロッパの列車はターミナル駅での折り返しが頻繁にあるためか、座席配置は中央を境に向きが分かれたり、 数席間隔で向き合っていたり、車輌中央を荷物置場にしてそこから背を向けて配置されていたりと、 バリエーション豊かでしたね。 ジャーマンレールパスの2等は、座席上方にあるLEDに駅間の予約表示がされていない席と、予約区間が表示されていても空席であれば座れるとのこと。駅のカウンターで事前に予約をしておけば確実に座ることができますけども、予約はレールパスでも有料ということなので、今回は一切しませんでした。ですので予約はせず、LEDを見ながら大丈夫そうな空席を見つけて座る、で。 旅の同行者。 携帯電話(docomo D705i)は国際ローミング対応ですので、ドイツではTMO(T-Mobile)やO2に切り替わりました。 使うような場面もなければ、料金が怖くて使う気にもなりませんが。 シュツットガルトまでは1時間20分。 車窓には、のどかな景色が広がります。 そして、シュツットガルト中央駅に到着。 この駅もターミナル駅ですので、列車は折り返しとなります。 駅舎のてっぺんには、メルセデス・ベンツのCIがくるくる回ってます。 |
2009/07/28(TUE)_1-2 |
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駅を出て道路を渡ると、大きな商店街がまず広がります。 時刻はまだ09:30ですので開店してはいませんが、博物館も開館前ですので、ふらふらと。 そういえばこちらでは、訪れた都市のどこにでも「H&M」がありました。 日本では入店までに大行列とかの騒動ですが、こちらでは騒動なんてどこ吹く風というか。 H&Mは日本でいうユニクロ的な店ですから、こちらではそれが当たり前なのですが。 旅行中に服が足りなくなったら、H&Mとかで買い足そうかなと思っていましたけど、 毎晩律儀にホテルで洗濯してましたので、寄ることは無かったです。 商店街通りの真ん中に平然と、有料トイレが。ポストみたいな風貌ですが…。 商店街を抜けると宮殿広場。奥がその、新宮殿。 新宮殿は、現在は州の庁舎になっているそうです。入場は不可の様子。 朝10時前でも日差しは強いですが、気候は涼しいですね。 そのとなりには、旧宮殿。こちらは現在、州立歴史博物館になっております。 ちょうど朝10時になりましたので、入館。 ここには、王冠や置時計など数々の宝飾品が納められているとのことで、見物しようとチェックしてまして。 王冠が飾られてあるフロアは、残念ながら工事中でした。 エントランス階には天球儀や星座早見の置時計が置かれています。うっとりしますね。 騎士の甲冑や剣に、銃身に美しい模様の描かれた火縄銃なども。 こういうものをガラスケース越しでなく、生で見られるのはイイですね~。 宮殿の中庭を見下ろしながら、端の塔やフロアを移動して展示物をいろいろ見物。 塔の地下に足を入れると、死をモチーフにした絵画がずらり。 その奥にある部屋を覗くと、棺桶が4つほど並べられております。当時の貴族の棺桶の展示のようです。 棺桶には、その当人らしき人が寝床で最期を迎える姿の彫刻が載せられています。 エジプトの古いミイラの棺は日本でもルーブル展とかで見たりしましたけど、 ヨーロッパの中世貴族のこういった棺桶を見るのは初めて。 というか、こういうところでなければ見られないものでしょうね。 次の展示フロアは、キリスト教関連の作品群。イエス=キリストが十字架に張付けられ、 ロンギヌスの槍で刺されて血を流している等身大の木像や、その色鮮やかな彫刻が多数。 目を見張りはしますが、同じモチーフが多数ですので、次第に食傷気味に。 生で見られる分、保存のため部屋に適度な湿度があるので、これも相まって重苦しい感じもしたり。 まぁこれは、自分がキリスト教徒ではないというのもあるのかもしれませんが。 ほかには、ドイツの先史時代からの歴史紹介や青銅などの装飾品もあったりします。 そして、地下の展示スペースへ。 ここには、金細工の置時計が多数展示されております。さすがにケースに守られていますが、うっとり。 こういう時計を家に飾りたいものですね。 もうひとつの展示スペースには、ガラス細工。色鮮やかな食器類や、ワイングラスなどの展示。 こちらも大変に美しいものでしたよ。 今回見られなかった王冠展示を含めて、ここはまた訪れたいところですね。 このあたりでは、青空市場が開かれてました。 2.00EURの瓶詰ジャムを買ったりもしつつ、中央駅に戻ります。 |
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