台湾旅行 Summary |
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2008/08/07(THU)_1-1 |
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台湾2日目。 今日のスケジュールは、旅のメインとなる國立故宮博物院に行くこと。 まずは、ホテルのレストランで朝食ブッフェ。08:30頃にホテルを出る。 いきなり故宮に向かうことはせずに、台湾総督府(現・中華民国総統府)に行ってみようかと、MRTに乗り台湾医大站で下車。 台北は排気量50cc~250ccのスクーター・バイクがとても多く走っていますね。信号待ちが開けて、先頭に陣取るバイク列が一斉に走り出すと、日本の珍走団も数では負けるという感じ。 台湾は右側通行。交差点でのバイクの左折は、日本同様に2段階となります。交差点の内側には2段階で左折するバイク用に停止枠線が設けられていました。その後ろに、一般走行する自動車やバイクの停止線が存在します。 台湾医大駅を降りると、目の前には「二二八和平公園」。 第二次大戦後、中華民国で発生した二・二八事件で犠牲となった台湾人を追悼する公園。 公園を出てしばし歩くと、中華民国総統府が見えてきます。 中華民国総統府。 裏手に回ると、一般見学用の入場ゲート。 見学にはパスポートが必要。ほか、金属探知と手荷物預かりがあります。 ここは係員に案内されての行動。ちょうど自分以外の日本人は居なかったのか、よく分からないまま次に入場してきた中国人観光客グループに組み込まれて、一緒に行動。 しかし係員は北京語を使っているので、こちらは意味不明。パネルのある部分は繁体字と英語と写真でなんとな~くは分かりそうですが。 それでも実際は、中国人グループも半分ぐらいはバラバラで見ていたりトイレに行ったりと、最後まで係員につきっきりでいたのは半分ぐらいですので、自分もマイペースで見学できたことはラッキーだったかも。でも次に来たときは、日本語のできる係員がいたほうが良いかなとも思ったりしましたけどね。 内部はまず、歴代台湾総督・総統の一覧を、樺山資紀初代総督から馬英九総統まで写真付パネルで掲載。 中華民国後の、歴代総統が使っていた愛用品展示もあります。就任したばかりの馬英九総統については選挙中に使った小旗やCDなど。 世界各国から台湾に贈られた伝統品・記念品の展示や、台湾に貢献した人物へ贈られる勲章が全等級で飾られておりますので、(係員を気にせず)これらをじっくり観られたのは良かったですね。 約1時間の見学。最後に土産店コーナー立寄りで、解散。 |
2008/08/07(THU)_1-2 |
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10:30。 次は、今回の旅行のメインである國立故宮博物院へ向かうこととなります。 中華民国総統府から、まずは最寄りのMRT駅まで歩く。 ショッピングビルが立ち並ぶ、捷運西門站に。ここで、MRT乗車。途中、中山站で乗り換えて、士林站に到着。 ここから路線バスですが、その前に少し早めのお昼ご飯。 「八方雲集」という餃子専門店にて、水餃子と焼餃子を。 駅前の大通り沿いのバス停から、故宮博物院へ。 11時半過ぎ。 故宮博物院前のバス停を降り、最初の階段を上がった門のところには、法輪功信者が中国共産党への抗議活動の横断幕と座り込み。いつもいるらしいです。気を取り直して、そのままエントランスへ進む。 入館して、クロークでバッグを預けてもらう。なお、内部は撮影禁止。 いやぁ~、これほどまでの展示品にただただ圧倒され、その美しさに溜息しか出ませんよ。見事な作品ばかり。 メインとなる「翠玉白菜」の美しさも。 天然石の色彩を見事なまでに生かして加工する技術とその作品にもうホント溜息しか出ませんね。 筆記道具や玩具やらを収めるトイボックスの機能美にも、惚れ惚れしました。 陶器についても、今年冬にMOA美術館で見た尾形乾山の銹絵や、氷裂文様のルーツと考えられるものを、色々と見られました。 その中で、名前は忘れてしまいましたが白磁のお皿が気に入りましたね。アイボリーな白磁の皿で、その口縁には黒でも茶でもない暗い色の覆輪が絶妙な太さではめられて、これがアクセントとなっており非常に素晴らしい印象でした。 ほかにもいろいろ、2階の陶器展示などはなかなかに数が多いですよ。 故宮博物院は2011年に、新たな分館がオープンするそうです。 まだ倉庫に眠っている収蔵品も見られることでしょう。 12時に入館して、4時間以上じっくりしっかりと見物して、16時半頃。 館を出て、周辺の緑地を散策したら17時前。 路線バスで、再び士林站に帰着。 これからどうしようかということで、MRT淡水線を北上して終点の淡水駅へ向かうことに。 |
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