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2025/06/21(SAT)_1
JR東日本の株主優待の期限が迫る…ということで、急遽のお出掛け。晴れてよかった。

3月に新潟に行った際は株主優待1枚を片道で使い、帰りにもう1枚分を使わなかったのですよね。新潟のような長距離の特急券で割引(4割)が発揮するので、今回のような近距離ではあまり…と思うのですけれど、違うところに行くことで残りを使いたいものではありましたので。

新宿
08:30新宿発、富士回遊7号。
全席指定で、これより前後のあずさなども空席なし。席未定の特急券で発券して、予約客が来るまでは席に座れるインターシティ方式ではありますので、八王子まではなんとか席に座れていましたが、以降は完全に満席。他の外国人などと同様に、デッキに立ってました。いやーインバウンドの人の多さを実感しますね。

八王子には09:05着、大月には09:42着。大月で甲府行きのかいじ号を切り離して、3両が富士急行線を走る。
終点の河口湖には、10:27着。1時間ちょいはデッキに立っていたことにはなります。まぁタブレットでコミックを読んだりしていたら時間は過ぎていきましたが。

河口湖
河口湖
終点の河口湖駅。
隣のホームには、富士山ビュー特急。これは帰りに乗ることとなりました。

それにしても。2階建て車輌が省かれてリニューアルされたものの、かつて「あさぎり」で乗車したJRと小田急のそれぞれ2編成を見られて、懐かしいものではあります。

この時間は、富士山は山頂まで見られました。その後はずっと、雲が掛かっていましたが。

2025/06/21(SAT)_2
河口湖
河口湖
さて。
駅舎を出ると、インバウンドの観光客でごった返している。各路線バスを待っていたり、団体旅行向けのチャーターバスも入ってきている様子。加えてタクシーも。ほか、脇では15,000円で数名のグループ向けの周遊をするとの呼び子もいたり。

今回の目的は、山梨宝石博物館。
ここ以外はノープランです。歩ける距離ではありますから、バスなどには頼らず歩く。とはいえ暑かったですわ。

河口湖
駅から北へ。しばらくして、「揚村の道」へ。

そこから歩くと、井出醸造店。酒蔵見学や、スイーツなどの販売もある様子。
入ろうかなと思いましたが、まずは山梨宝石博物館が優先ですから、我慢。そうしたら、帰りには別の道を歩いて駅に戻ったりすっかり忘れていたりで、寄れずに終わってしまいました。また別の機会にでも。

河口湖
湖畔を望む。ロープウェイにも乗りませんでしたね。富士山が見えないと、上に登ってもイマイチかな、と。

河口湖
山梨宝石博物館。
ここには来たいと考えて幾年。なかなかに素晴らしかったです。

河口湖
河口湖
博物館の半分は、原石と宝石がケース毎に展示されるスペース。美しいものばかりでございます。その中で、ジルコンとスピネルが一緒に入れられたケースには、深いインクブルーのスピネルが虹色に美しく輝いており、これには惹かれましたね。高いのはわかってますけど、ミネラルショーで探して所有したい気にさせてくれました。

河口湖
ほか、日本各地のその土地で採掘できる鉱物の紹介や、山梨における宝石加工の紹介展示。
色々と見られて、充実しました。

2025/06/21(SAT)_3
時刻は12時ちょうど。
食事は、まぁジュースを飲みつつ歩いていれば空腹は紛れるので後回しとして、どうしようか。
河口湖大橋を渡ったところにある、河口湖美術館にも行こうかと、歩き出します。

河口湖
橋を渡る前に、岸に降りてみる。
ここ最近雨が降らず、湖の水位が下がっているとのニュースがありましたが、そのなかで釣りをする人は多い様子。
その脇の広場ではマルシェが広がっていました。食事の屋台もありましたが、まぁいいやと、軽く見て回るだけで出る。

河口湖
という感じに、橋をわたります。
なお、橋の手前には、「河口湖おもちゃ博物館」。なんでも鑑定団でおなじみ、北原照久氏のコレクションの、ブリキなどのアンティークの玩具が展示されているとのことですが、まぁいいかなということでこちらには寄らず。羽田空港にもコレクション展示があり見ていたりもしますし、「刺さる」のは自分より上の年代だよなーという、ちょっと詮無いハナシではありますが、まぁいいかな、と。

河口湖
河口湖
振り返ると富士山…は雲に隠れています。

橋をわたっている途中、レンタルサイクルに乗った外国人にすれ違ったり抜いていったり。
河口湖駅周辺にはレンタルサイクルのショップは色々とありましたが、今回は徒歩のみで移動範囲も狭いものとなりました。自転車で湖を1周ということも考えられもしましたが、それでもそこまではいいかな、と。

河口湖
橋を渡りきると、ロードサイドには青果売場。シャインマスカットとか桃とか…ですが、持って帰れるほど余裕はないので何も買わずですけれども。

河口湖
12時半過ぎ。河口湖美術館に到着。
特に何が展示されているかは調べずに、美術館があることだけで来てみました。

このときは、「讃歌・緑と水と太陽 櫻井孝美 展」。1990年代のテレ朝のスポーツ番組のポスターも手掛けていたことで、「そういえば見たことあるかなー」という感じの、赤や黄色の鮮やかな作品群。その色彩の富士山の絵など、パッションを感じられます。ただ、それら作品が続き、次第に流し見。20分ほどですべてを見終えて、館外へ。

13時。こちら側の湖畔には他にも美術館などありますけれども、コンセプト的に自分にはまぁいいやと、引き返すことになります。

食事はどうしようかと、近くにほうとう屋があるとのことで入口のメニュー見るも、海鮮を謳った「海鮮ほうとう」がメインであり、「海なし県の郷土料理に海鮮はなぁ…」と思ってしまったので、結局入らず。値段も、観光地価格的な少しお高めでしたので。

河口湖
河口湖
結局、河口湖大橋を再度渡る。
トレイルの道が整備されている湖畔をぐるっと周って河口湖駅に戻ることは、ちょっと面倒かなーと思い、至らず。
河口湖大橋を渡って真っ直ぐ行くと、ほうとうの小作があるのをGoogleマップで見つけましたので、そこで昼食にしようかと。橋から1.5kmほどを歩くことに。

河口湖
河口湖
河口湖手前側のローソン河口湖大橋店は、景観配慮の茶色仕様。その先のローソン富士河口湖町役場前店は、通常仕様。

晴れていたらここから富士山が見られる様子であり、ここがニュースで有名になったローソンかと勘違いはしたものの、せっかくですから写真を撮ってドリンクを補充。

駐車場には大型バスが立て続けに入ってきて、外国人観光客が降り写真を撮って買い物をして、またバスが出発するという光景が見られました。

ここからもう少し歩いて、ようやく小作…と店に入ると、大勢の客でごった返しており、待ち人多数。ここまで多いと、流石に諦めます。反対車線にもほうとうに店がありましたが、こちらも駐車場に車が多くて待ちそうでしたし、反対側に渡るための横断歩道まで遠いので、もういいや、と。ドリンクだけで空腹を誤魔化し、駅に戻ろうと歩く。

河口湖
河口湖
道中、「ハッピードリンクショップ」を発見。ゆるキャン△では「ラッキードリンクショップ」として出てきた、山梨県などでおなじみの自動販売機群。ここでも、せっかくですからドリンクを補給。

河口湖

ハッピードリンクショップの自販機限定の、ゆるキャン△のグッズも販売されています。せっかくですので、購入。シークレットが出ました。

ここで14時前。あとはひたすら、県道707号線の富士河口湖富士線を、河口湖駅に向けて歩くのみ。

2025/06/21(SAT)_4
14:20すぎ、駅前に…。

河口湖
ローソン河口湖駅前店。
黄色い注意線や観光客。こちらが、ニュース等で話題になったローソンかと気づく。
午前に駅に着いたときに、道路を曲がらずに進んでいれば、富士山がニョキッと生えるのを見られたわけか…。ただその場合は観光客でごった返していたんだろうとは思いますが。

河口湖
河口湖
細い歩道や、周辺の注意板など。こりゃ事故も起きるわな、と実感します。

という感じに、14時半過ぎ。河口湖駅に帰着。

河口湖
駅近くの各飲食店は観光地価格で高い。ここで食べなくてもよいか、ということと、以前に大月駅前でほうとうを食べていましたから、そこに行けば食事はできるということで、このまま帰ることとして、時刻表を確認。

15:09に富士山ビュー特急があり、3号車であれば予約不要で特急料金のみで乗車できますから、これに乗ることとする。あとは発車までの30分ほどでお土産を買ったり、軽食として揚げあんころ餅を買い食いしたりして過ごす。

お土産屋も、外国人が多いです。今日の土曜日は皆だいたい宿泊でしょうから、明日日曜日はごった返すのでしょうね。

2025/06/21(SAT)_5
富士急
富士急
富士山ビュー特急14号。

JR東海の373系「あさぎり」を、ダブルデッカーを廃して、内外を水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)のデザインで仕立て上げられておりまする。登場からすでに10年近くになるのですね。

富士急
1、2号車は事前予約制+各種サービスの追加料金。3号車は、大月までの運賃プラス特急料金(400円)で自由席として乗れます。自分はコレで良いです。大月に向かう場合は、スイッチバックの富士山駅から先は進行方向の景色を見ながら進みますので。

富士急
富士急
そして、列車は出発。
乗車前、プラットホームをざっと見た限り、1号車の特別車両にはクラブツーリズムの10人ほどの団体客。2号車の指定席には旅行客のおばちゃん5人ぐらい、自由席には自分含めて5人程度。

土曜の昼下がりに、宿泊せずに河口湖から大月ひいては都心方面に帰るような旅行客は少ない、ということでしょうか。

富士急
下吉田駅には、ちょっとしたレールパークになっているのですね。旧・フジサン特急の169系の先頭部分がカットされて展示されていたり、ブルートレイン「富士」の24系車輌が展示されていたり。

今回は河口湖の山梨宝石博物館のみが観光の計画としていましたから、次はこちらや、他の駅を楽しむなども考えましょう。その時は、富士山に雪が被った頃が良いですかね。

富士急
三つ峠駅を過ぎたあたりでは、列車はスピードを落として走り、富士山をじっくりと眺められます。この時間、ココからはまた山頂を見ることが出来ました。

あとは、ウトウトしつつ大月へ。

富士急
リニア実験線をくぐる。この日は、リニア見学センターのHPのカレンダーには試験走行日とのことですが、車窓からはリニアを見ることは出来ませんでしたね。

富士急
といった感じに、16:03に大月駅に到着。自由席ながら、ゆったりと楽しめました。

大月
大月
隣のホームには、マッターホルン鉄道との姉妹鉄道提携のラッピング電車。

2025/06/21(SAT)_6
さて、大月駅。
2020年、リニア見学センターの帰りに、駅横の桔梗屋の上階でおざらを食べましたから、今回はほうとうを食べようと向かう。そして食す。ごちそうさまです。

河口湖
あとは、下の桔梗屋で信玄餅などお土産を購入。加えて、おやつとしてプレミアム桔梗信玄餅クレープを購入して、駅のベンチでマターリしながら食す。超美味い。

河口湖
河口湖
あとは帰宅。
ちょうど、高尾駅行きの17:06発の普通列車がありましたので、これで。帰りは全線普通電車です。

高尾駅で乗り換えて、新宿まで…。と思いきや、立川駅で下車。
コトブキヤ立川本店へ。

河口湖
にじさんじのVtuberユニット「いずれ菖蒲か杜若」デビュー1周年ということで、グッズ販売とスタンドポップの展示がありましたので、撮影したりグッズを購入したり。

ここは19時閉店ですので、ギリギリ間に合うタイミングでした。
ということで、あとは本当に帰宅となりました。