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2023/06/25(SUN)
JR東日本の株主優待の期限が今月末で切れる…。
実質的に、今日の日曜日が期限という感じでしたので、どこかに行こうと思案。

昨年の小諸散策の際に乗換で寄った軽井沢を、今回は白糸の滝を見に行こうかと計画。
日帰りとなると、竜返しの滝からトレッキングで白糸の滝。この2点を押さえることでなんとかなるかな、という感じに。

白糸ハイランドウェイ

「白糸の滝・竜返しの滝・トレッキングコース」の地図を見るに、重要文化財・旧三笠ホテルがスタートとなっていますが、流石にそこから歩くほどの「ガチ勢」ではありませんから、竜返しの滝の前の小瀬温泉バス停から歩くこととしました。


まずは、大宮駅。08:57発の臨時列車・あさま653号で、軽井沢には09:39着。
10:10発の、草軽交通の急行バスに乗車。9時台のバスは各駅停車系であり、竜返しの滝のバス停も停車しますが、10時台のこの急行は通過。とはいえ、竜返しの滝バス停は滝の北側にあり、再度このバス停に戻るカタチで白糸の滝に行くことになる行程となってしまうため、選択外でした。

軽井沢
約15分ちょっとで、小瀬温泉バス停。
バスは、20名ほどが乗車していましたが、小瀬温泉で降りたのは自分一人。ほかの人は、白糸の滝バス停まで直接向かう、もしくはそのまま終点の草津温泉まで行くのでしょうか。
ここや駅前のアウトレットにはタイなど東南アジア系の観光客が多い印象でした。

軽井沢
さて。少し進むと、白糸ハイランドウェイと信濃路自然歩道の分かれ道。
分かれ道というか、人間は遊歩道を歩かなければ違反となりますけど。まぁでも、地図でのルートを眺めた上で、アップダウンのある山道を歩くと、パークラインを歩きたくはなります。

軽井沢
小瀬温泉バス停から山道へ。10分強で、竜返しの滝に到達。
ちょうど、人がいなかったのはラッキーでした。

10分ほどしたら、色々と観光客が来ましたね。服装や、一眼レフと三脚を持参している人は車でやって来た感じではありますけれど。

(↑クリックで拡大可)

今日は、ミノルタAF17-35mmF3.5Gのレンズのみ。瀑布のみを撮影するのであれば、望遠レンズやND16フィルタに加えて三脚も必要とはなりますけど、自分はそこまで装備を整えていくことは、今回はまぁいいかという感じに。三脚の代わりに、ペットボトルのドリンクを飲みつつ潰してカメラ・レンズを固定して、セルフタイマーで数秒。NDフィルタが無いので絞りはF22まで行きますけど、軽く撮影する分にはこれでいいかな、と。

観光客が増えだして、外国人観光客は瀑布まで近づこうと看板を越えて歩けるところまで行こうとするため、まぁ余計な被写体が写り込みますから、これで引き返します。

軽井沢
11時。
ここから白糸の滝まで、本格的に歩くこととなります。案内では所要1時間20分。
写真を撮りながら歩いて、実際に12:20あたりに到達しましたね。

軽井沢
軽井沢
数回、ハイランドウェイを平面交差。
竜返しの滝バス停には、11時半前に到達。今回乗車した急行バスはこのバス停を通過するものでしたため小瀬温泉から歩きましたが、竜返しの滝に行くにはこのバス停よりも小瀬温泉からのほうがラクではあります。

軽井沢
途中にいくつかある橋で、つるっと滑りそうになりマジで焦りましたわ。コケて川に転落しなくて良かった…。

この日は、時間帯もあるためか、前後に歩く人影もなく、すれ違う人もなく。
最後の最後、白糸の滝に出る手前の入口付近でようやくすれ違いました。バス発着の時間帯もあるのか、歩く季節ではないのか。

「熊に注意」な看板があり、ここではないものの中軽井沢では熊やサルの目撃情報があったことで、単独行はちょいと注意しなければなりませんけれども。まぁ、熊よけとして一人カラオケで歩いていましたけれども。

軽井沢 カラマツの森。ここは、紅葉の季節に来るのもまた良さそうですかね。

軽井沢
軽井沢
朽ちた橋がある一方で別の橋が架橋されていたり、崩れた道には板張りで補修されていたりと、メンテナンスされていることでの安心感はあります。最後の最後は結構なアップダウンがあり、ここばかりはハイランドウェイを使いたくなりましたが、歩きやすい道ではありますので、次は紅葉の時にでも歩きたくもなりますかね。

軽井沢
という感じに12:20。遊歩道を降りて、白糸の滝に到着。

(↑クリックで拡大可)

軽井沢
ということで、白糸の滝。さすがに、観光客でにぎわっておりました。
軽井沢駅行きのバスは直近は13:00と13:16発。滝を十分眺めて食事をして…と考えて、14:10発のバスで良いかと、あとはマターリ過ごす。

(↑クリックで拡大可)

軽井沢
それにしても。撮影中、結構な数のアブが近寄ってきて散々でしたわ。

軽井沢
軽井沢
そして、昼食。
こんにゃく、おやき、わさび豚まん。そのあとには五平餅も食べたり。
イワナの塩焼きも販売されていて、それなりの人々が食べていたりも見られました。

という感じに、14:10。
バスは20人ほどの乗客を乗せて、軽井沢駅へ。速いですわ。あっという間に山を下る。

軽井沢駅手前1kmほどのところには、旧軽井沢。
ここは大変賑わっているのがバスから見られもしました。こちらにはまだ行ったことはありませんけど、食事処と雑貨や服などの店々の印象から、まぁそこまで無理して行かなくてもいいかなと思ったりもしますかね。

14:40あたりに軽井沢駅に帰着。
お土産を買いつつ、あとはどうするか。

今回、帰りは新幹線を使わずに帰ろうかと、23年ぶりに横川駅までのバスに乗車し、在来線で帰ろうかと思案。
15:35発のバスまで、おぎのやで山菜そばを食したり、軽くプレミアムアウトレットの入り口を歩くなどして、駅に戻る。

軽井沢
23年前は、この1本後の16時台のバスで横川駅に向かい、高崎まで出て上越線で新潟に向かっていたりもしました。
その当時は、ルート上の国道18号線碓井バイパスは有料だったとのことでしたが、1971年の竣工から30年経った2001年以降は無料区間となっています。

軽井沢側のバイパス入口付近には、タイヤチェーン交換所などの広めな駐車スペース。その脇に、2016年に起きた「軽井沢スキーバス転落事故」の慰霊碑が見られもしました。バスの中から、合掌。

軽井沢
16:04。横川駅に到着。久々ですね。
バスと接続する信越本線は16:30発。

「碓氷峠鉄道文化むら」は、17時までの開園で、入場は16:30まで。
17:20発の次の電車まで居ようかとも思いましたけど、来たからにはしっかりと見て回りたいという欲から、別途のお預けとしました。

1999年の3月末に来た時は、新規開園を2週間後に控えた開業前であり、今回も入らずにいますので、間近に見ながらお預けを食らっている場所ではあります。TVアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」ではここが舞台とされていて、そのタイミングで行こうと思ってもいたんですけれども…。

軽井沢
「碓氷峠鉄道文化むら」の脇には、旧信越本線跡を利用した遊歩道「アプトの道」が整備されていますので、こちらも歩いてみたいものです。その脇には碓氷関所史料展示室がありますので、ちょっとした時間で見て回る。

軽井沢
23年ぶりの横川駅。
おぎのやは16時までの営業ですので、峠の釜めしは買えず。

先に営業時間を調べて、間に合わないとは思っていましたので、軽井沢駅でそばを食べていたのですけどね。
まぁ、今回は高崎駅で「だるま弁当」の駅弁を買うことで、軽井沢駅でも買うことはしませんでしたけれども。

思えば、1999年に来た時は、i-modeのサービス開始直後とはいえ携帯電話でネット検索するような考えの無い時代に営業時間も調べぬまま、軽井沢駅で峠の釜めしを先に購入していたのですよね。「夕方には駅弁は売り切れていることが多々ある」という知識だけで、その行動に出ていたのかどうか。もう忘れましたけど。

軽井沢
といった感じに、横川駅から久々の211系。高崎駅へ向かいます。

軽井沢
17:02。高崎駅に到着。
駅の外に降りることは考えず、直近の電車で帰宅することを考える。
17:12発の湘南新宿ラインがありましたので、駅弁を買い、普通グリーン券をホームで事前購入して、乗車。

軽井沢
だるま弁当を早速開封して、早めの夕食。
あとは寝つつ、19時前に赤羽駅。そして帰宅となりました。