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2020/11/21(SAT)
今週末も、雲ひとつない快晴。

J1リーグの日ですが、ガンバ大阪のAWAY浦和戦のみ明日11/22(SUN)ですから、今日こそはどこかに行こうかと。
貯まったアニメを見て、10時前に外出。

鷹取山
ということで、今日は横須賀市の北にある鷹取山へハイキングしてきました。
「ハイスクール・フリート」ではこの鷹取山の巨大な石像の磨崖仏がポスターに使われていましたけど、今まで行ったことがなかったので。

グルメスタンプラリーで追浜に来た際、お腹を空かせるために来ようかとも考えていたのですが、その時から未実行のままでしたので、この機会に行ってみることに。


京急で追浜駅に、11:20頃に到着。

鷹取山
駅前の黄金焼さん。グルメスタンプラリーの時には色々と購入していました。
今川焼を購入。山の上で食べようかと。

さて。鷹取山へのアプローチは、追浜駅の東口を北から回るか南から回るか。
鷹取山への詳細なルートは決めず南から行こうかと、駅前の16号線を歩く。

鷹取山
町工場に直結したような小さな踏切を越えてみたりもして、湘南鷹取入口の交差点付近から、鷹取山に至る坂道を登り始める。

鷹取山
鷹取山
バス通りでもあるメインの道路を進んでいきますが、左右を見ると、地図も見ると、山を切り開いた住宅街。

鷹取山
湘南鷹取3丁目第2公園。ここに、鷹取山に至るハイキングコースがあるみたいなので、公園の奥に進む。

鷹取山
鷹取山
いきなりの急坂。

鷹取山
鷹取山
この山に広がる凝灰岩が建材として重宝されたとのこと。そのためか石道が広がり、木の根と一体化した石道もあったりと。

鷹取山
鷹取山
途中、切り立った岩山が目前に。そこには岩登りのために空けた穴が無数。
一つの岩は最薄部が60cmほどの板のような岩であり、そこにも穴だらけで、そのうちポキっと折れるんじゃないかと思ったり。

ちなみに、ここでの岩登りは禁止との看板がありますが、地元の鷹取山安全登山協議会が指導等していることを条件に登れるのだそうで。この後に見られる岸壁にも、クライマー教室のような、大人がインストラクターとして子供が登っているのが見られもしました。

この巨石のところで、展望台と磨崖仏への分岐点。まずは磨崖仏を見て、再度戻ることに。

鷹取山
磨崖仏の弥勒菩薩尊像。地元の彫刻家が昭和40年頃に制作されたと案内板にはありました。歴史はまだ浅いものなのですね。
それでも、ここの像はバーミヤンのようなイスラム原理主義に破壊されてはいませんし、更に数百年後にはここに仏教徒が巡礼に来るような聖地とすれば、良い意味で面白いんじゃないでしょうか。

なお、案内板には「石質がもろいので、登山練習は禁止です。」との一文が添えられています。

さて。ここから一方通行で進むと、追浜駅の北側に至る登山口に出る様子。
しかしながら、せっかくですから先程の巨石に戻り、更には展望台やその西側の神武寺へ進むこととして、引き返す。

鷹取山
鷹取山
鷹取山公園。ここがひとまずの頂上付近ということでしょうかね。公園からは横浜のみなとみらいや東京湾を望めます。
ここで、黄金焼で購入した今川焼で昼食。時刻は13時。

地図を見ると、追浜駅の北からアプローチするほうが、今回は見なかった鷹取山仏像壁画群があったり、一本線で効率的に見られる印象。次回に行く際には、別ルートをたどってみましょうかね。

鷹取山
鷹取山
展望台付近の切り立った崖には、クライマーが岩登り中。
今季は、スポーツクライミングを題材としたアニメ「いわかける!- Sport Climbing Girls -」も見ていますけど、クライミングには自分はちょっと手が出ませんね。

鷹取山
鷹取山
展望台より。
富士山は、鉄塔の電線の間から望めます。その後、登山道から電線に邪魔されずに撮影できましたけど。
それにしても、富士山山頂の雪が少ないですね。

鷹取山
鷹取山
展望台を降り、そのまま神武寺へ向かおうと道を探す。先程の切り立った岩の脇の細い急な石の坂道を下る。
道中には、細い足場とチェーンが打ち込まれた石壁。ちょっとスリルがありましたね。

鷹取山
鷹取山
鷹取山
鷹取山
巨石の間を通り抜け、道を歩いていく…。
その道中、緊急時に場所を知らせる板があり、10、9…と若くなっていくので、神武寺に近づくにつれてもっと若くなっていくのだろうと思いきや、50との文字になる。分岐したのか、でも板があるということは別ルートで下れるかと思い更に進むと、もう降りられる道がない。

ここまで、道には落ち葉やどんぐりが広がり残っているので、人が通っていない道を進んでいるのではないかと考えもしましたが…。
降りる道がないので、ここからまずは正規ルートと思われる場所に戻る。

鷹取山
人が歩いたと思われる、土で踏み固められた道に戻ったと思い、また歩くと草が生い茂る道。
そのうち、鉄塔にたどり着き、そこから下る道があったので進むと、近くに学校があるのか運動部が部活をする声が響く。
これで下山したと思いきや、「学校敷地内につき立入禁止」の看板。そして脇には監視カメラ。

あとから調べると、ここは神奈川県立逗子高等学校。その隣は東京電力の逗子変電所。
鉄塔のメンテナンス要員が登るための道なのか…。

ここまで来て引き返したくないと駄々をこねて看板を越えたらお縄になるので、また山を登って正規ルートを目指す。
前述の、遭難事故多発の注意書きも思い浮かび、低山であっても山で道に迷うと、こうも心が折られるのかと、ひしひしと実感。

気力を振り絞って坂を駆け上がり、来た道を引き返して暫く歩くと、声が聞こえてトレッキング集団の姿が見える。
ここで、ようやく正規ルートに来たのだなと、その道まで進む。

鷹取山
富士山が見られるその道の付近には7の文字の看板があり、そうすると8の看板をすっ飛ばして違う道で遭難しかけていた訳か…。
時刻は14時過ぎ。あと1時間半ほど遅ければ、暗く方向感覚もなくなり進んだり戻ったりして完全に遭難したでしょうから、山は怖いですわ。

鷹取山
鷹取山
あとは、道が拓けた正規ルートを進み、14時半に神武寺の薬師堂に到着。
無事、下山できました。

ここからは、JR東逗子駅に至る表参道と、京急神武寺駅に至る裏参道の案内。
今回はJR駅への到達をチョイスとして、表参道を進む。

鷹取山
鷹取山
鷹取山
まだまだ山道が続き、山岳信仰のお寺であることを実感しますね。
登山道の入口には14:50に到着。そこから5分ほど歩くと、JR東逗子駅に到着します。
このときには膝の上の、太ももの付け根の筋肉が痛かったですわ。

鷹取山
これでハイキングは終了。次はどうするか。
横須賀方面に行くことも考えましたけど、横浜中華街の天仁茗茶で茶葉を買わなければいけませんから、横須賀線で北上することに。
一気に衣笠駅まで行き、横須賀中央も寄ろうかとか考えていましたけど、時間が足りないな、と。

15:02発の上り電車で横浜駅へ。北鎌倉駅周辺では、紅葉を見に来た観光客を車窓から多く見られました。
電車も、北鎌倉駅から込みだしてきましたね。そして、15:45頃に横浜に到着。

中華街に行く前に、横浜駅で下車。
「はいふり」と「シグルリ」のスピンオフのコミカライズ(どちらも、阿部かなり先生著)を購入するために、メロンブックスやゲーマーズまで。 秋葉原ですと、帰りの電車で寝て通り過ぎそうなのと、レジが混んでいそうでしたから、横浜で購入しようかと。
ほか、ビブレのアニメイトや各テナントをウインドウショッピングしていたりもしました。

17時頃に中華街で茶葉を購入しつつ、夕食へ。XO醤の乗ったエビチャーハンと小籠包。
昼ご飯が軽かった分、ガッツリと。美味でしたわ。

みなとみらい
帰りは地下鉄に乗るも、みなとみらいでちょいと下車して、ライトアップのプロムナードを歩き、新高島から1駅で横浜駅。
JRに乗り換えて帰宅となりました。

いや、とても疲れましたわ。

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