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2020/08/18(TUE) |
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山梨県立リニア見学センターへ。 リニアモーターカーの走行試験が今週初め(昨日)から、10ヶ月ぶりに再開するとのニュースが少し前にあり、カレンダーを見ると平日のみの走行ですから、この夏休みがチャンスかな、ということで。 以前から行ってみたいところではありましたけど、試験走行は平日が主ですし、親子で乗れる試乗会には自分は応募参加できませんし。ということで今回初めて赴くこととなりました。 結果、朝10時過ぎに着いてから閉館時間の17時まで、ずっと居ることとなりました(^^;)。 走行以外にも、超電導の実験や、ミニシアター、鉄道模型ジオラマなどありますし、空いた時間はKindleに入れた積みコミックを消化していましたから、手持ち無沙汰にはなりませんでしたよ。なにより、結果的に閉館近くまで何往復も走行を見られたことと、こういう時でないと見られないということもありますから。 大月から河口湖のこのあたりは、氷穴・風穴や忍野八海とか富士スバルラインなど色々と景勝はありますけど、これらは過去(20年ほど前ですが)に行っているので今回はリニア館1本に絞りました。 河口湖は、富士急ハイランドは行ったことがないですし、山梨宝石博物館など行ってみたいと思っていますけど、新宿からバスで2時間程度ですからまた行けばいい、ということで。 早くに大月駅に戻ったら、猿橋を見たり帰り際に相模湖駅で降りて相模湖を眺めることも考えましたけどね。 ただ、東京より気温の高い甲府盆地で、屋内にいながらも差し込む太陽でかなり汗をかくほどでしたから、ここにいることがベターではありました。 バスタ新宿08:25発、山中湖平野行きの京王高速バスに乗車し、中央道小形山バス停に09:45頃に降車。1,700円。 ここから徒歩15分ほどで、山梨県立リニア見学センターへ。 大月駅からはセンター行きのバスが1日数本走っていますけど、GoogleMapの経路案内では確認時点でこれが最速でしたのでチョイス。高速道路のバス停で降車する楽しみはありますけど、バス停からセンターまでの徒歩は、朝からの気温上昇でかなりの汗だくに。 中央道富士吉田線の側道を歩きつつ、遠目には山梨県立リニア見学センター。 轟音が響いて上空を見たら、西から東方面へ航空自衛隊C-2らしきシルエットの輸送機が立て続けに2機通過。 側道をさらに歩くと、中央道をまたぐリニア実験線の橋梁。 そして、山梨県立リニア見学センター「どきどきリニア館」。 反対側には、わくわくやまなし館(無料施設)。 やまなし館の3Fにも展望施設がありますが、いつリニアが来るかのモニター表示や係員案内は無いので、どきどきリニア館で「張る」のが良いと感じますかね。リニア館は当日再入場が可能ですから、片道3分程を行ったり来たりということもアリでしょうけど、試験走行がリニア館の手前で停止したりということもありますから、モニタ表示のあるリニア館にいるのが正解かな、と。 1階には、過去に実験で使用されたMLX01-2の展示。 2階は、超電導を学べる施設。 約2時間毎に行われる超電導の実験。 液体窒素で冷却した超電導体をネオジム磁石が敷かれたジェットコースターのレールに載せ、ピン止め効果を働かせてコースアウトさせずに走らせるもの。見ていてなかなか面白いです。ケースに入っている液体窒素を実験台に垂らして揮発させる実演がなかなかダイナミック。 実演中でも、リニアが近づくと実験を中断して2階のテラスを開放して見物できるようになっています。 モニタで位置を確認できることと、1~3Fそれぞれで案内している係員の方が随時モニタを確認していて近づくと一斉館内放送を流して促す感じ。 大阪寄りの先頭車両は、L0系。 2Fのテラスは手すりの先に保護網が張られていますから、MF置きピンで奥のガイドウェイにピントを合わせて、連射は使用せず「ここ」という時にシャッターを押すのが良い感じです。広角(28mm)ですと奥にピントを合わせても網が映り込みますから、画角が狭まるものの望遠側(75mm)とすることが良い感じです。3F,1Fはガラス越しとなりますから、C-PLフィルタは必須です。と、1日中試行錯誤して得られた知見を。 流し撮りのチャレンジは、今回はしなかったです。動画撮影もしかり(α7IIIでの動画の操作はやったことないので)。 この日は何往復もの走行を間近で見られましたが、通過速度はまちまち。400km/hだったり、260km/hあたりだったり、更には隣の実験センター棟前で停止するべく、数十km/hの車輪(タイヤ)走行だったり。 係員の方に伺うと、いつどのように走るかは「我々は館内モニタの情報がすべて」とのこと。 まぁ、我々一般客に対してのショウではなく、運用に向けての単体/結合/総合テストのパターンを色々と考えての走行/停止のテストの繰り返しでしょうから、こちらが期待しすぎるのもアレではあるのでしょうけどね。 東京寄りの先頭車両は、L0系の改良型。 従来のL0系は発電用のガスタービンを車両に備えていることで屋根がすす汚れていますけど、改良型はガスタービンを外して誘導集電方式で発電することから屋根も綺麗だということも、係員さんが随時紹介していたり。 係員の方に色々と伺うと、雨の日以外にも、晴れの日でもスプリンクラーを起動させて雨天を想定したテストを行っていたり、そのスプリンクラーがあることで雪の日でも特に影響なく走行しているとのこと。 台風のような場合は聞きそびれましたけど、その時は従来の新幹線と同じように、状況を見ながら運休する感じでしょうかね。品川-名古屋は大半の区間がトンネルですから、台風は気にならないのかもしれませんけど。 新幹線軌道と比較して、架線・鉄路+砂利がなくなり側面に敷き詰められたガイドウェイのコイルに替わることでシンプルになる分、架線にビニール袋が付着してダイヤが乱れることはなくなりましょうか。 13時半過ぎ。曇りから晴れへ。しかし屋内にいても窓から入る日差しが暑い。 3FにはSOYJOYやパン、アイスやドリンクの自販機があり飲食スペースがあるので、ここで栄養と水分補給。 日差しで暑く汗も出ますし、喉も渇くので、しっかりと飲食はしましたね。 リニア走行を待つ間には、鉄道模型ジオラマと組み合わさった山梨の紹介ビデオや、500km/hを体感できるミニシアターでの映像を見たり、実際に浮上走行を体験できる「ミニリニア」にも乗ったり。ミニリニアは「大人大歓迎」との触れ込みもありましたので乗りましたが、なかなかに楽しい。 という感じに、16:30頃に東京寄り(車両基地がある方向)へ通過したのが本日最後であろうと判断。これを見終えてリニア館を後に。隣のやまなし館へ、閉館の17時までは2Fの山梨県情報コーナーを見物したり、おみやげコーナーで色々と買ったり。 あとは、17:15発のバスを待ち、大月駅へ。 閉館までには家族連れなどの見学者は多々いましたけど、自家用車での利用の様子で、バスは駅まで自分1人の乗車。 リニア館から500m弱ぐらい離れたところに「道の駅つる」がありますから、リニア館の再入場可に対してそこで食事をするのもありかとも考えましたけど、リニア館は結構な坂道の上にあるので、この暑さも加えてそこへ行くには躊躇でした。 17時半過ぎ。大月駅に到着。 あとは帰宅するだけですが、まずは食事をしようかと。 駅横には信玄餅でおなじみの桔梗屋があり、コロナ禍で営業が18時まででしたので、まずは色々と購入。 賞味期限が近いものばかりですので、休暇中とかに自分で食べるものばかりになりますけど。 桔梗屋の上階の食事処で、おざらと鮑の炊き込みご飯定食や、馬刺しに冷やしワインを注文して、夕食。 食後は18:15あたり。直近の、18:30発のかいじ48号で帰宅しようかと。 流石に、各駅停車の中央線で帰るのもアレかなと思いましたので。 かいじ48号は、大月から富士急行線に乗り入れるJR特急の「富士回遊」を連結して、新宿まで。 大月からは新宿まで1時間弱。そう考えると、河口湖あたりまでは近いという感じですかね。 涼しくなったあたりに、河口湖に行くとかも考えましょうかね。 |
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