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2014/11/30(SUN)_1
日帰りで、広島県竹原市へ。

ANAの株主優待券2枚をもらったまま、本日が期限。
昨日土曜夜にどこに行こうかを思案。錦帯橋を候補としつつ、ANAの時刻表では岩国と広島空港が併催されているので、各空港からの諸都市アクセスと接続時間を見ていたら、広島空港から竹原へのアクセスがよさ気。
アニメ「たまゆら」の舞台ですので、これを機に行ってみましょうかと考えて。

NHKの朝の連続テレビ小説では、竹鶴政孝をモデルにしたドラマ「マッサン」放映中。
ドラマは土曜に遅く起きた際にちょいと観る程度ですが、それら含めて、町並み保存地区を歩こうかと。

アニメ「たまゆら」は、OVAと第1期が未履修で、第2期「たまゆら ~もあぐれっしぶ~」からの履修。
どこかのタイミングで完全履修して、また歩きたい場所でありましたね。

あわせて、この日は午後からそれなりの雨が降りましたから、夏の陽の長い晴れた日にでも。


WEBの空席情報から、予約はいいかと思いつつも、搭乗開始までの時間がちょっと危なかったので、モノレール内でスマホから羽田-広島の往復を予約・支払。保安場が空いていたので、結果的に搭乗には十分。

富士山
広島空港行きANA673便は08:15定刻。B787-8はD滑走路からのテイクオフ。富士山が綺麗に見られましたね。

瀬戸内
瀬戸内海と、遠目には四国。午前中は晴れていたのですけどね。瀬戸内海を観つつ、右旋回してRWY10から進入。
広島空港に到着。アンド、初の広島県。

広島空港
ANA B787-8[JA825A]。この型番機から、787の大きなロゴが無くなってます。日本の空に787が定着しましたね。

ここから竹原へは、10:10発の乗合タクシー。この時間、乗車は自分のみで貸切状態。
運転手さんに「たまゆら」含めて竹原の紹介などをしていただきながら約25分で竹原駅へ。
空港あたりは山間地で冷えつつ紅葉もまだ残る時期でしたが、竹原駅に着いたら、海風の香りとともにやや暖かくもあり。

竹原
アニメにも出てきました、竹原駅と「おかえりなさい」の文字。

三原から呉線でのアプローチも考えていたのですが、待ち時間などから、行きは乗合タクシー。
その代わり、帰りはやや早めの出発となりましたが、呉線を使いました。帰りの乗合タクシー(定員9名)の席状況もありますので。

竹原
観光案内所で色々と聞きながら、散策開始。

竹原
竹原
竹原
駅前商店街のアーケードには、ぽってなどの各キャラの等身大人形が溶け込んでいたり、ももねこ様の石像や飛び出し注意のキャラ看板など、たまゆらで染まっている印象。

竹原
三井金属鉱業の煙突。

昭和30年代に塩田が廃止となり、その後は社会科で習った瀬戸内工業地域の一角。
それでも、商店街の半分ほどがシャッター通りになっていることが残念ではありますが、帰り際にたまゆらグッズを買ったりしてお店に入ったりお話した際には、昭和の時代の商店街という印象もありました。

2014/11/30(SUN)_2
竹原
竹原市役所には、「たまゆら」の看板。
空港からの乗合タクシーでのルート上であることから、運転手さんに紹介されましたので、車中で見た上で、
駅前商店街から町並み保存地区へ行く際に寄り道するカタチで遠回り。

竹原
道の駅たけはら。この2階には、塩や竹細工といった竹原の名産品や実演販売に加えて、
「たまゆら」のキャラボード展示や、各種グッズなどが販売されています。

竹原
道の駅からやや北上したところに、ぽって達行きつけの日の丸写真館。
この建物での営業はされていませんが、ショウウィンドウにはたまゆらのシーンカットが彩られていたり。

竹原
竹原
町並み保存地区の通りの一本手前の道を歩き、酒蔵交流館のショップなどを眺めつつ、照蓮寺へ。

竹原
竹原
脇道を進み、細い坂を上がったところに、おかかえ地蔵。それなりに重いお地蔵様を抱えて、お願いごとをしてみたり。
予想に反して重くないと感じたならば願いが叶うとのことみたいでしたが…。
隣の祠にはたまゆら交流ノートがあったり、祠のそばには天理教の分教会もあったりも。

竹原
だんだんと曇り空に…。

町並み保存地区の途中には、竹原市歴史民俗資料館。
館内エントランスには、竹鶴政孝生誕120周年記念の特別展。リタ夫人の自筆の手紙や、第一号ウヰスキーも展示されています。
その先には、(有料の)資料館。天日で塩を作っていた当時の資料や、頼春水、池田勇人元首相、竹鶴政孝、
波動幾何学の三村剛昴教授などの当地の著名人の紹介展示もあります。

竹原
茶房ゆかり。

たまゆらでは、ぽっての祖母と母親が経営する「Cafeたまゆら」として登場しています。
お昼すぎ、まずはここでコーヒーとチーズケーキの珈琲セットで一服。ごちそうさまです。

竹原
竹原
ぽって達が創作活動する2階のロフトも見学させていただきました。
こういうスペースを持った家などには憧れますね~。

お店を出たあたりで、とうとう雨が降ってきました…。

竹原
やや雨の降る中、西方寺へ。
普明閣の舞台に上がるのは、晴れた時にゆっくり観たいのでその時に。

竹原
朝日山に登って竹原市や瀬戸内海を一望するのも、晴れた時のお楽しみに。
登山道から30分ほどで登頂できるそうですが、その入口まで行くにも徒歩では難しそうですし。
駅の観光案内所にはレンタサイクルもあるそうですので、それを使うことも考えてみましょう。
乗り合いタクシーの運転手さん談では、タクシー貸し切り4,000円のコースもあるとのことですが、
一人じゃキツイですし、自分のような気まぐれな人間にはなかなか難しいですので。

竹原
そろそろ本格的にお腹が空いたので「ほり川」へ。酒蔵を改造したお好み焼きのお店。
たまゆらでは「HOBORO」として登場。

タイアップしたコラボメニュー(真・ほぼろ焼き)というものもありますが、スタンダードのお好み焼き。デザートは、コラボメニューの「たまゆらゼリー~もあぐれっしぶ~」の「featuring 沢渡楓」のゼリーを。どちらもごちそうさまです。お好み焼きを食べるのも久しぶり。次はコラボ焼きを食べに来ましょう。

雨を避けつつ、公開されている旧邸宅の見学も。
数件の邸宅をめぐる周遊券や、たまゆらとのコラボ周遊券もあるとのことでしたが、時間的に厳しそうでしたので、邸宅見学は有料の松坂邸と、無料の笠井邸へ。その他含めた見学は、これも次のお楽しみで。

竹原
塩田などの経営で財を成した商家に保存される、様々な骨董や家具など。
こういった類の品々を見るのは好きですので、また見に来ましょう。

2014/11/30(SUN)_3
竹原
竹鶴政孝の生家、小笹屋酒の資料館。本日休館でした。ということで、またの機会に。
「マッサン」舞台訪問ということか、ここで写真撮っている人は多かったですね。

竹原
道なりに歩いて、笠井邸に到着。
塩田開発の歴史などの資料を観つつ、2階へ。ここには「たまゆら」のアニメカット集の資料や、イベントポスターの展示などで彩られていました。

竹原
町並み保存地区のスタート地点に当たる場所でもあるところですので、ここで販売もされている「たまゆら」コラボの各商家への周遊券を購入しつつ見学するということを、次回はしてみましょう。

ということで、町並み保存地区の片道を歩き、その後は再度、道の駅たけはらへ。15時過ぎ。
ここで色々と実家へのおみやげやたまゆらグッズなどを物色して購入。

ここから南下して、磯宮八幡神社へ寄りつつ、JR呉線の踏切まで。
ここから更に南下してフェリー口に行くまでは、今回は省略に。

竹原
竹原
満潮になり汐が入った川を渡ったりしつつ、16時前に竹原駅に帰着。
再度、駅前商店街を歩き、たまゆらグッズを買いつつ、駅へ。

竹原
竹鶴12年の製造終了は、愛飲者として痛手ですのよ。

16:09発の電車で三原駅へ。
広島空港のフライトは19:30ですが、帰りは呉線で行こうかということで、(1時間に約1本の)呉線をチョイス。

竹原
満潮になった瀬戸内海に競り立つように走る呉線から、雨の瀬戸内海を観つつ、約30分後の16:49に三原駅へ到着。
三原駅からは空港連絡バス。17:10までの時間、新幹線口側に三原城址への入口があるので、そちらへ。

竹原
天守台跡は駅から直結というか、駅コンコースからしか上がれない構造。新幹線ホームが至近に観られたりも。
山陽新幹線開業にあたって三原城址の一部を削ったことによるもの(Wikipediaほか)ではあるのですが。

17:10発のバスは、国道2号線そして沼田川を並走して約40分で空港に到着。
県庁の広島市へ出るには、隣県の岩国空港からのほうが近そうな、なんとも微妙な立地という気がしなくもないですが。

悪天候で、搭乗するANA686便は5分遅れ。
広島空港はその立地から、精度の高いILS(現在はカテゴリIIIb)を導入しているので、今日中に帰れなくなるような不安はしていませんでしたが。

春秋航空日本の成田からの便とその折り返しは、天候確認で遅延なのか欠航なのか確定していない様子。
春秋は天候による欠航が多い様子ですし、LCCに乗ることはギャンブルですね。

あとは、空港レストラン街の中に色々あるお好み焼き屋のひとつでお好み焼きを食べ、お土産類を物色してたり購入してそのうちに19時。やや込みつつある保安場を抜けて、あとは搭乗。

雨の中、ほぼ満席のB787-8[JA821A]はRWY10から滑走。離陸後はやや揺れましたが、それほどのものでもなく。
羽田の渋滞でやや遅れはあるものの、20:55にRWY22へランディング。

今回、竹原の滞在時間は6時間ほど。
ささっと観て歩くには何とかなりましたが、更にその周辺のたまゆら舞台訪問をするにはまだまだ。
アニメ第1期など履修して、また行きたいですね。

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